ティラド

「限りなく広がる熱エネルギー交換技術に夢を託して」をコンセプトに、熱交換器を開発している会社です。1936年に創業され、約80年以上一線で活躍し続けるティラドの特徴や熱交換器について、詳しくまとめました。

ティラドの熱交換器の特徴

プレート型熱交換器

ティラドの熱交換器は、耐久性と機能性の高さが特徴です。比較的コンパクトな熱交換器を採用しながらも、非常にパワーがあります。特にパワーショベルやフォークリフトのシェア率が高いのだとか。N-ACoMはもちろん、アルミ型モジュールなど、趣向を凝らした熱交換器の開発もしています。

ティラドのT.RAD-SMARTは、コンパクトかつ省スペース設置でありながらも、クオリティの高さが特徴的な機種です。国内自動車メーカーのみならず、海外市場でもニーズが高く、普通車から大型車まで流通しています。ガソリン車用のEGRクーラーは燃費向上、ディーゼル車用のEGRクーラーはNOx低減に貢献。機能性だけでなく、環境にも考慮して開発しています。

また、ティラドは二輪車用熱交換器のラジエーターの世界シェア率が高く、水冷二輪車市場では半数を占めているのも特徴です。ラジエーターはもちろん、空冷オイルクーターや水冷オイルクーラーの開発も実施。自動車メーカーのみならず、二輪メーカーにも愛用されています。特に、ASEAN諸国地域でのシェア率はかなり高い水準です。自動車用熱交換器開発ノウハウを生かし、幅広い視野をもって熱交換器を製造しています。

家庭用燃料電池システム用にはティラド独自設計自製法を用いた熱交換器を開発。天然ガスから水素を取り出せる機能を付属している製品もあり、産業用だけでなく、一般家庭にも導入される身近な機材にも対応できるようになっています。

ティラドの事例

ティラドの特徴

どんな会社か

1936年に創立し、世界5箇所に拠点をおいている、グローバルな会社です。日本が主な拠点ですが、欧州・アジア・中国・北米でも製品展開しています。自動車技術分野を得意とし、未来に活躍する学生のサポートも実施。学生フォーミュラプロジェクトに2019年度スポンサー支援しています。

熱交換器への思い・こだわり

一線で活躍してきた、ティラドならではのスキル・経験・ノウハウを生かした開発を実施しています。社会貢献はもちろん、環境への配慮を忘れずに。機能性・耐久性・快適性を重視し、世界にとどける熱交換器を開発している会社です。

ティラドの会社情報

タイプ別に熱交換器のスペックを簡単比較!

熱交換器の3タイプ(シェル&チューブ・プレート・プレート&シェル)をそれぞれ「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の4つの観点で比較しています。
2021年4月調査

熱交換器をタイプ別に比較!詳しくはこちら