独自性のある熱交換器の開発・設計・製造も行っているアタゴ製作所。ここでは、アタゴ製作所で対応している熱交換器のほか、会社の特徴なども紹介しています。
アタゴ製作所ではフィンチューブ式の排ガス熱回収熱交換器を製作した実績をもっています。用途は燃料電池用の熱交換器であり、燃焼排ガス・電池反応排ガスの回収や潜熱、純水の回収も可能。用途や要望に応じた製作を行ってくれます。
設置事例については公式サイトに記載がありませんでした。
アタゴ製作所ではプレート式の排ガス熱回収熱交換器の製作を行っています。潜熱の回収も可能であり、凝縮水(ドレン)回収や排出機構を備えています。なお、排出機構については特許出願中。
なお、プレート式の排ガス熱回収熱交換器以外にも、風呂追炊き熱交換器やプレートを積層した水冷媒熱交換器や液/液の熱交換器の製作実績もあります。
設置事例については公式サイトに記載がありませんでした。
アタゴ製作所ではシェル&チューブ方式の業務用 エンジン排熱利用熱交換器の製作実績があり、エンジンの排ガスで温水をつくることが可能。そのほかにも燃料ガス冷却熱交換器の製作実績もあり、要求仕様をもとに設計・提案してくれます。
設置事例については公式サイトに記載がありませんでした。
熱交換器のタイプ別に「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の観点で比較。どのタイプが貴社の問題解決に最適なのか、表で見比べてみてください。
2021年4月調査
アタゴ製作所は群馬県に本社を置く会社です。1970年に創業し、家庭給湯器用ガスバーナーメーカーとして自社開発と設計にこだわりをもってきました。現在では熱交換器を主力製品とし、送風機の製造や溶接も実施しています。
なお、アタゴ製作所には設計技術者・生産技術者を複数名在籍しており、顧客のニーズに合わせた製品の開発や設計が可能。新技術や情報については群馬大学工学部の協力を得ているのだそうです。
アタゴ製作所の柱事業となっている熱交換器事業では、オーダーメイドの開発・設計・製造が可能。主な材料は銅・SUSやアルミ・銅合金などであり、シェル&チューブ方式・プレート式・フィンチューブ式のほか特殊形状にも幅広く対応しています。独自性のある熱交換器の試作にも対応していますので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。
また、アタゴ製作所では熱交換器の従来の用途以外にも、「熱を移す」という発想のもと熱交換器の新技術開発などにも力を入れているのだそうです。