ステンレスタンクの製造で実績を積んできた森松工業。建築設備向けに3種類の熱交換器を扱っています。ここでは、森松工業の熱交換器の特徴について紹介します。
森松工業ではUチューブ型やフローティングヘッド型などの多管式熱交換器を取り扱っています。標準品では炭素鋼製ですが、希望に応じてSUS444製にも対応可能。温水側だけにSUS444を用いることも可能です。
また、最高使用圧力は0.49Mpaとしているものの、それ以上の圧力の場合でも相談に乗ってくれます。
公式サイトに記載ありませんでした。
森松工業ではプレート式熱交換器において重要なのはプレートの品質だと考えており、アルファ・ラバル社製のプレートを採用しています。アルファ・ラバル製のプレートは伝熱性と圧力損失へのバランスが良く、「伝熱性の良いプレートは圧力損失が大きいが、圧力損失を抑えると伝熱性能がダウンする」という課題を解決。
また、森松工業のプレート式熱交換器は伝熱性以外にも応答性や経済性に優れているほか、メンテナンスの容易さやコンパクトというメリットも備えています。
なお、ダブル・ウォールプレート式や全溶接型、ブレージングプレート式などさまざまな種類があります。
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スパイラル熱交換器は、螺旋形状のスパイラルチューブによってコンパクトかつ高伝熱なのが特徴。蒸気と液体の熱交換やコンデンサーにも使用可能です。また、ラップジョイントタイプのシェル&チューブ式熱交換器も用意しています。
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熱交換器のタイプ別に「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の観点で比較。どのタイプが貴社の問題解決に最適なのか、表で見比べてみてください。
2021年4月調査
森松工業は1947年創業の会社です。創業当時は溶接工場を営んでいましたが、現在では建築設備製品や上水道製品、プラント設備製品などの製造販売を実施。とくにステンレスタンクの製作では多くの実績を積んでいます。
本社を岐阜県本巣市におき、岐阜県のほか茨城県や福岡県、熊本県にも工場を設置。支店や営業所も全国各地に配置しているうえ海外にも拠点をもっています。
森松工業では建設設備事業のひとつとして複数種類の熱交換器の製造販売を行っています。多管式・プレート式・スパイラル式の3タイプを用意しており、用途や使用条件などのニーズに合った製品の提供が可能です。