令和元年に創業95周年を迎えた木村化工機。総合プラントエンジニアリング会社として多くの実績を積んでおり、要望に応じた熱交換器の製作も可能です。ここでは、木村化工機のこだわりや熱交換器の特徴などを紹介します。
顧客ニーズに応じたさまざまな熱交換器製作を行っている木村化工機。なかでも多管式熱交換器では複数タイプの製作が可能であり、固定管板式・Uチューブ型・遊動頭型・ケトル型・トロンボン型などが挙げられます。材料は炭素鋼やステンレス鋼のほか、チタンやニッケル、インコネル、カーペンター、ハステロイなど幅広く対応可能。
また、日本フッソ工業株式会社と共同でETFE樹脂焼付ライニング多管式熱交換器も開発しています。耐薬品性や高純度性に優れたETFE樹脂を接液部に焼き付けており、化学工場や食品工場、半導体工場などの各種廃液に使用できます。
公式サイトに記載ありませんでした。
熱交換器のタイプ別に「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の観点で比較。どのタイプが貴社の問題解決に最適なのか、表で見比べてみてください。
2021年4月調査
木村化工機は大正13年に創業した会社です。創業90年以上の歴史をもっており、創業当時は鉛工事の請負や硬鉛製機器の製造を行っていました。
現在では兵庫県尼崎市の本社を中心に本州各地に営業拠点を置いており、化学機器設備の工事~メンテナンス、化学装置や各種プラント等の開発~製造・メンテナンスまで幅広く手掛けています。
持ち前の技術力を強みとして、要望に応じた製品開発・製造を行えるのが木村化工機の特徴です。
木村化工機は化学・石油、繊維・紙、食品、医薬業界向けに塔や槽、熱交換器の開発製造を行っています。熱交換器では多管式(シェル&チューブ式)をメインに扱っており、固定管板式やUチューブ型、遊動頭型、ケトル型、トロンボン型などの熱交換器を製作。その他の形状にも対応可能。熱交換器チューブバンドルやリチュービングの製作にも応じています。
また、木村化工機では伝熱計算プログラム「HTRI」を活用した熱交換器の機器設計が可能。さらにハステロイやチタンといった高耐食材料を用いた熱交換器の製作にも対応しています。