空調設備関連の事業で多くの実績を積んでいる高砂熱学工業。熱交換器ではアルミプレート式の熱交換器を扱っており、高い温度交換効率を実現しています。また、耐蝕性や保守性に優れているのも特徴です。ここでは、高砂熱学工業の熱交換器について紹介します。
アルミプレート式静止型顕熱交換器 CROSSTERM®(クロスターム)は2枚のアルミプレートを隣接させており、高い温度交換効率を実現しています。
アルミプレートは乱流を促進する形状になっており、熱伝達を向上。顕熱を排気側から給気側へ熱回収する仕組みですが、排気側からのリークがほとんどなく、差圧400Paに於いてリーク量0.1%以下。使用温度は-40℃~90℃ですが、特注すれば200℃まで対応可能です。
また、アルミプレート式静止型顕熱交換器ではサイズを豊富に用意しており、用途に合わせたコンパクトな熱交換器を導入できます。さらにエポキシコーティングによって耐蝕性も確保しているうえ、可動部がなく、水洗浄が可能。保守点検が容易にできるのも魅力的なポイントです。
公式サイトに記載がありませんでした。
熱交換器のタイプ別に「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の観点で比較。どのタイプが貴社の問題解決に最適なのか、表で見比べてみてください。
2021年4月調査
高砂熱学工業は1923年(大正12年)に設立された歴史のある会社です。設立当初は高砂煖房工事株式会社として空調設備工事をメインとして行っていましたが、現在では精密空調や省エネサービス・ソリューション、製氷機や除湿機などの機器・システム販売などさまざまな技術やサービスを提供しています。
本社は東京都にあり、北海道から沖縄まで全国各地に営業所を設置。さらに国内外にもグループ企業があるなど、海外でも事業を展開しています。
また、空調設備に関する技術では、複数の賞を受賞。高砂熱学工業の優れた技術力は、内閣府や国土交通省、空気調和・衛生工学会などから認められています。
参照:高砂熱学工業公式HP(https://www.tte-net.com/corporate/prize.html)
高砂熱学工業ではアルミプレート式の熱交換器を取り扱っています。排気側からのリークがほとんどなく、2枚のアルミプレートによって温度交換効率をアップさせているのが特徴です。
なお、サイズが豊富なうえ特殊仕様にも対応可能。動物舎やデータセンター、研究施設、厨房や医療施設、清涼飲料水製造工場や屋内プールなどさまざまな用途に対応可能であり、2020年度時点で52件の導入実績があります。
参照:高砂熱学工業公式HP(https://www.tte-net.com/solution/aluminum.html)