住友グループの一員として、エネルギー分野で活躍している「住友精密工業」についてまとめました。ここでは住友精密工業の熱交換器に関する特徴やこだわりなどを紹介しています。
フィンチューブ式熱交換器と呼ばれるタイプ。コルゲートフィンとブレージングシートを互い違いに重ね、ろう付けして一体化することで高い気密性を持つ層をつくっています。
各層ごとで流体が別々の動きをするため、他熱交換器よりも大きな伝熱面積を確保することが可能に。サイズ感もコンパクトになっているので、省スペースにも対応できます。
なんと約300種類以上のコルゲートフィンから、要望・用途・条件に合ったものを選べるのも特徴のひとつ。チタン合金やステンレス鋼などの幅広い素材も取り扱っています。
構成材料をはじめ、形状や寸法が最適なものを採用することで、より効率的かつ効果的な熱交換器を実現できるでしょう。
材料引張テストや水圧破壊テスト、耐久性テスト、耐水素脆性評価など、様々な試験をクリアした熱交換器です。
結果、最大100MPaほどの高圧用途に対応できる高強度・高耐久性の機器を実現。水素ステーションや船舶などの高圧・熱サイクルが激しい環境下への導入が可能です。
熱交換器のタイプ別に「サイズ」「設置しやすさ」「性能」「整備しやすさ」の観点で比較。どのタイプが貴社の問題解決に最適なのか、表で見比べてみてください。
2021年4月調査
住友グループのひとつである住友精密工業は、熱交換器をはじめ、航空宇宙機器や油圧機器など、産業に役立つ機器を開発・製造・販売している企業です。
国内外に拠点を持ち、国内生産をサポートするほか、グローバルに活躍しているのもポイント。
エネルギーの活用分野や環境保全分野など、多彩な事業に関わってきた経験と技術を活かし、柔軟な発想力で産業の発展に貢献しています。
国内外で事業展開する住友精密工業では、日本の製造法規だけでなく、海外の法規を遵守した熱交換器を製造しています。
豊富な納入実績を誇り、一般産業用の熱交換器や低温・高温用熱交換器、LNG気化装置などを供給。社会、企業のニーズに合った製品を、高度な技術を用いて開発・製造している企業です。
住友精密工業の熱交換器は、航空機用熱交換器の開発から始まりました。
アルミ浸漬ろう付け法と呼ばれる手法を独自に用いて開発し、提供。それ以来、幅広いシーンで使われる熱交換器を供給し続けています。